2007 |
06,26 |
RSP横浜で行われた日経ヘルス編集長の西沢氏の講演レビューです。雑誌は半年先のトレンドを予想する目が必要だそうです。ということは、下半期の目玉となる講演ということですよ。とても話がお上手で、ずっと聞いていたい気分になりました。
うろ覚えの部分と、一部ネットで調べた情報が入っていますが、概要に大きな違いはないようにまとめてみました。
長くなってしまったので、前編と後編と分けていきます。
美しく健康でいるためには何が必要か?
それは「トキメキ」。素敵な旦那様、あこがれの芸能人、大好きなもの。
女性が社会進出するには想像以上のストレスがある。それ以外にも、メタボリックや更年期のウツなど、体のリズムを狂わせるストレスの要因がたくさんある。平均体温が36℃以下だという人が増えているのは、ストレスから守ってくれる女性ホルモンのリズムバランスが崩れているためだとも言われています。
そういえば、平熱が35℃台という友人が「37℃でフラフラするけれど、あまり周りの人が辛さをわかってくれない」とぼやいていたことがありました。確かに。私からすると「37℃なんて微熱で、熱がある部類に入らない。熱を出した=38℃」という認識なのですが、平熱が低い彼女にしてみれば、「36℃が微熱、熱を出した=37℃」だったようです。
年々、平熱の低い人が増えていますよね。それもホルモンバランスの影響でもあるのかなぁ?平熱が高めの私は、ホルモンバランスが崩れていないこととイコールにはならないけれど、女性ホルモンは女性を守ってくれるものだそうですから、あらためて大切さの認識を持ちました。子供の発育も通常より早くて(小学校4年で初潮が始まる子もいるとか?)、環境に左右されている気がしますし。
では、「トキメキ」を感じるとどうなるか?関心のあることに足を運んでみる、興奮する、生き生きしてくる、そしてホルモンリズムも次第に整っていくそうです。生き生きとした生活をってことでしょうね。
(一番効果があるのは恋愛なんだろ~な~)
これからのトレンドの一つ 心のデトックス
そしてトレンドの一つは「心のデトックス」。解毒です。体内にある悪いものを排出するデトックスは耳にしましたが、これからは「心」もデトックスが必要だそうです。では、どうやって心のデトックスをするか?食からデトックスしよう。
ギャバ ストレス解消 → 漬物
テアニン リラックス → お茶の旨み成分
イソフラボン ストレスに効く → 大豆
DHA イライラを抑える → 魚
これらの食べ物を見て、何か気付くことはありませんか?そうです、代表的な和食なんです。日本人は昔から心と体に良いものを食べていたんですね。さかのぼれば江戸時代。旅路を歩く必需品は、おにぎりと漬物と熱いお茶。夏でもお茶は温かいものを飲んでいました。夏だからといって必要以上に体を冷やす必要はない。むしろ冷やさないことが大切。
お米は、冷めるとデンプンの構造が変化し、「難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)」というものができます。これは、小腸で消化吸収さにくく、大腸の隅々まで届くため、食物繊維のような働きをします。そして、腸内の善玉菌を助けます。善玉菌を含む乳酸菌の食べ物に漬物があげられます。
おにぎりと漬物の組み合わせで、腸壁のターンオーバーを助け、さらにくっつくことで腸まで持っていくことができるそうです。また、漬物の乳酸菌はグルタミン酸をギャバに変える酵素を持っているらしい。
冷めているお米=おにぎり
昔の人は手軽に持ち運びできるだけでなく、健康にも万能な組み合わせで生活していたわけですね。日本食は作るのに手間もかかるし、外食すれば欧米食の方が安くてついつい食べてしまうけれど、健康な食生活、そして心のデトックスの効果からも、日本食は軽視できない伝統的な食事です。
和食以外にもバランスよい食事があって、それは地中海料理だそうです。魚、野菜、フルーツが多く、使用する油はオリーブオイル、そしてトマトをふんだんに使っている料理。
旨み成分には、アミノ酸の旨みと脂肪の旨みがあって、摂取するにはアミノ酸の旨みがいいわけです。この地中海料理にもアミノ酸の旨みがたくさん含まれている食事になっているそうです。
私の好きな料理ジャンルって、和食(魚)とイタリアン(トマト)だ。そして食後には必ず温かいお茶。自分の好きなものが「良い」と太鼓判を押されたようで嬉しかったです。健康診断でもコレステロール関係はかなりの好数字であることからも、こういった食生活は続けていこうと思いました。
後編に続く
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