2006 |
08,13 |
«ちょいダメ上司»
ゲンダイの記事です。
あ~~~すごいなんかわかる~~~!
そうそうそう!まさにそんなんだよ~~~!
と、一人で笑いながらうなずいてしましました。
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これからは「ちょいダメ上司」の時代だよ
(ゲンダイネット - 08月13日 10:00)
ちょい不良(ワル)オヤジというのがはやってたらしい。イタリア系ファッションで決めて、仕事もバリバリ、「どうだ!」てな表情で闊歩(かっぽ)していた。でも、そんなオヤジ、本当にカッコイイかァ。やっぱり、不器用でアカ抜けないけど、懸命に仕事してるちょいダメ上司のほうがみんな好きだ。パンピーリーマン(一般サラリーマン)でワリイか!
●仕事熱心だが不器用
ちょい不良オヤジは自信家だから、職場でも強力なリーダーシップを発揮したがる。ちょいダメ上司は自分が“やり手”じゃないことを承知しているから、部下を強く叱責(しっせき)できないし、苦手なこと、よく知らないことは部下に頼る。
「頼りなく見えますが、部下は委縮せず伸び伸びと仕事ができる。部下の能力を引き出す上司はこのタイプです」(人事コンサルタント)
●貧乏くじばかり
「現場の連絡ミスで契約が飛んだことがあった。担当役員が飛んできたんだけど、課長はスミマセンと言うばっかりで、どこに問題があったかをうまく説明できない。課長は評価を下げたけど、結果的に私たち部下を守ったわけですよ」(アパレルメーカーOL)
●ゴマすり効果なし
やり手上司は、お気に入りの部下がヨイショするといよいよ可愛がるが、ちょいダメ上司は自分を分かっているから、ゴマをすられても、喜んだふりはしても信じはしない。
苦労しているから、優秀な部下、ゴマスリだけでやる気のない部下をスルドく見分けるが、部下を好き嫌いで分けない。だから、人事評価は意外に公平だ。
●無理してがんばらない
エリート管理職は自分の評価を上げようとして、無謀な業務を強引に進めて不祥事を起こしがちだ。が、“ちょいダメ”は業績を大躍進させることはない代わりに、会社をつぶすこともない。
「企業を支えているのは、実際はこういう中間管理職なんですよ。トップダウン経営なんていっても、彼らがいなければ会社も若手も動きません」(人事コンサルタント)
●かなりの趣味人
ちょい不良オヤジは食い物のウンチクを並べたり、カネのかかる趣味を自慢したりするけれど、ちょいダメ上司だって相当な趣味人だ。ただ、野菜作りをしても「スローフード」なんて言わないし、夢中になっているのがソフトボールだったり、ちっともうまくならないゴルフだったりするだけだ。
「若い人からカッコイイと見られたいだけのちょい不良オヤジに比べて、仕事も趣味も“自分流”のちょいダメのオジサンの方が好感が持てますよね」(百貨店女性店員)
ほら見ろ!
【2006年8月10日掲載】
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結局美味しいところの手柄は、何もしていない名前ばかりの人(役職者)が持っていっちゃったりね。実際に作業しているのは請負の子会社とか、下積みの長い技術者とか、若手の社員とか、あ~~めっちゃわかる!
エリート上司はプライドが高いんです。だから常に上からの評価を気にする。現場で何が問題になっていて、何が困っているかは後回し。つーか、そういう面倒なことは、中間管理職の人にお任せ♪自分は上のお伺いだけを立てて、飲み会でコネを売りまくる。そして営業的な対外能力を武器に、更に出世していくのですよ。
気がついたら部下は結束を固め、上司である自分には心を開かない。孤独な環境になったりするわけですね~。
ウンチク並べたり、飲み会でゴールドカードを出して「ここは俺が出すから」なーんて言ってるけど、一緒に飲みたいからじゃなくて、支払いのために呼ばれていると気がついた方がいいよ。カッコいいと思われているのは最初だけ。どうせ会社の経費で落とすんでしょ。
人が人を評価するって難しいよね。結果だけを見れば、ちょいダメ上司は出世コースから外れちゃったってことになる。でもさ、仕事って毎日のことじゃない?「一緒に頑張ろう」とか「少しでも力になれるよう頑張ろう」とか、周りに対してそういった気持ちを持たせる力が大事だよね。
私はちょいダメ上司を応援します(笑)