2006 |
08,03 |
«雨の夢のあとに»
行ってきました。キャラメルボックスの「雨と夢のあとに」を観てきました。平日はまだ席に余裕があるようですので、興味のある方は是非。私は5日前の予約で1階20列前後の中央でした。予想以上に良い席でびっくり。2階席は席が余っていたみたいです。前説で加藤さんが「赤い四角のお客さんがいっぱいいますね~(苦笑)」と言っていたし。
前評判で泣く泣くと言われていた通り、確かに泣ける劇でした。So-netのオンデマンド配信でもう一度観ちゃいました。
柳美里さんの原作本を買って読みました。クロノスの時に梶尾真治さんの原作本同様、直筆サイン入りが販売していたから、つい(笑)。テレビは見ていなかったからわからないけれど、2時間の劇の中に、キャラメルらしくうまくまとめたんじゃないかなぁと思う。
以下、
ちょっとネタバレもありますので、 よろしこ。
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ただ、メリハリがちょっと微妙だったかも。ぐーっと泣ける次に笑いが入るタイミングが、水を差されたような・・・。霧子が朝晴の姿を見ることができた時の首チョップは、オンデマンド配信で表情を見ると納得できたんだけど、席が遠いと伝わりきれないなぁ。北斗への手紙で「お父さんに囲まれています」という時もグッときたんだけど、その後すぐ切り替わっちゃうから余韻にひたりきれない。雨ちゃんも後半になって劇に溶け込んだ感じはするけれど、頑張っているのもわかるけど、う~~~~ん。演技は演技なんだけど、声の出し方にしても舞台となると別なのかな。
それとクローズ・ユア・アイズと似ている。役が岡田さんだから余計かなぁ。私はクローズ・ユア・アイズがキャラメル初観劇で、その印象と衝撃が強いから、どうしても今回の劇には入り込みきれなかった感じがする。初めての印象ってすごく強いよね。でも、原作をうまく生かした泣ける劇であることは間違いないし、麻由子ちゃんファンの小学生もいたし、私もボロボロに泣いたので、席に余裕もあるので、機会がある方は見て見てくださいね~。
では、では。